子供の生活習慣病
ここ数年、子供の生活習慣病が増えてきていることをご存知でしょうか。それと同時に子供の運動不足も増加しています。日本では子供の運動不足が取り上げられるとすぐに、サッカーや野球などのスポーツをやらせようとします。しかし、こういったスポーツが必ずしも運動不足解消につながるとは言えません。実際は友達とコミュニケーションをとりながら遊ぶことの方が大切です。子供の頃によく遊んだ、鬼ごっこやかくれんぼには動きの他にも、先に述べた、コミュニケーションをとりながら遊ぶことが備わっています。サッカーや野球などの単一なスポーツだけでは、基本動作のすべてを身につけることが不可能です。また、子供にサッカーや野球をやらせることは健康的な身体づくりというよりは、勝ち負けにこだわる精神的な部分を育てようとします。これは運動不足の解消といった目的ではありません。 欧米の子供の運動に対する考えは、子供の成長段階に見合ったように作られています。アメリカでは季節ごとにスポーツを入れ替えるので、たくさんの動きを身につけることができるようになっています。このようなことから、やはり日本での子供に運動をさせるといった考え方は違うように思えます。 本来人間は運動をすることによって、心地よい気持ちを持てる生き物です。スポーツは勝ち負けを決めるのではなく、楽しく体を動かす取り組みにするべきです。子供にもこの気持ちを引き出してあげることが大切だと思います。ゲームばかりの毎日では子供にもストレスが溜まってしまいます。外で遊ぶことが危険であるというのであれば、大人が安全な場所を提供してあげるべきでしょう。子供の生活習慣病を予防することができるのは、やはり親である大人だということです。